2022年5月18日、海口オフィスの開所式が海口市玉沙路国貿センターで盛大に行われ、海口オフィス執行委員会主任の林建才弁護士が司会を務めました。海南省人民代表大会常務委員会二級巡視員の楊成氏、もと吉林大学法学部院長・法学教授姚建宗氏、中国反腐敗司法研究センター海南基地主任の林恒偉氏、海南値方実業投資有限公司の符玉琦総経理、海南政興源項目管理有限公司の廖厚強総経理、安理管理委員会委員・深圳オフィス執行委員会主任の向旭家弁護士らが出席し、座談会において交流いたしました。

林建才弁護士の案内のもと、来賓の方々には安理海口オフィスを見学していただきました。その後に式典が正式に始まり、海南値方実業投資有限公司の符玉琦総経理と海南政興源項目管理有限公司の廖厚強総経理がそれぞれ会社を代表して林建才弁護士と顧問契約に調印いただいて、海口オフィスの開業を祝っていただきました。

座談会では林建才弁護士が最初に挨拶をし、次のように述べました。海口オフィスはわずか1か月半で、すべてのインフラ建設とチーム構築を完了し、かかる期間もすべての案件の処理が秩序正しく行われました。今後、安理海口オフィスは本部の歩みに追従し、全業務専門化の発展モデルを徹底して実行し、キャピタルマーケットに関するリーガルサービスの分野における伝統的な優位性を十分に発揮し、海南自由貿易港のリーガルサービス市場に根を下ろし、クライアントに多様なリーガルサービスを提供してまいります。

その後、向旭家弁護士が挨拶をし、安理の全体の状況について詳しく紹介して、次のように述べました。安理は、全業務専門化の実施プランを強力に推進しており、かかるマネージメントメカニズムのもとで、資源の統合・最適化と分配・共有を通じて専門のより広い範囲とより深いレベルへの拡張をさらにリードし、国際的なローファームと肩を並べることのできる突出したアドバンテージを構築してまいります。

続いて、来賓の方々から海口オフィスの開業について熱烈な祝意をいただき、大きな期待を示されました。楊成巡視員からは「安理海口オフィスが専門化発展の道を着実に推進し、特色を打ち立て、ハイライトを作り出し、効果を生み出して、海南自由貿易港の今後の発展に積極的に貢献することを希望する」とお話いただき、林恒偉主任からは「海口オフィスが今後、海南自由貿易港の建設・発展に全く新しいブレークスルーを実現できることを希望する、どんどん進めていってもらいたい」とお話いただき、姚建宗教授からは教育者の観点から「弁護士として最も重要なのは人に対する尊重を保ち、社会の弱者が権利を持ち、尊厳を持って生きることを助けることである。弁護士は人間性を踏まえて、価値と意義のあることをしなければならない」との言及があり、顧問先の代表である符玉埼玉総経理からは「安理海口オフィスの強力な助力があれば、必ず企業の将来の経営と発展のために堅固な安全防衛線を築くことができる。」とのお言葉を頂戴しました。

海南省の省都である海口は、国の「一帯一路」戦略の支点都市であり、また海南自由貿易港の中核都市で、海南省の政治、経済、科学技術、文化の中心でもあります。国の戦略的発展の大局に着目し、安理は、海南自由貿易港の建設当初から海口の顕著な地理上の市場優位性を踏まえ、オフィス設立の準備を開始しており、慎重な考慮と綿密な計画を経て、海口オフィスの正式設置に至りました。このことは、安理がオールラウンドなリーガルサービスネットワークを構築し、戦略的発展の新たな枠組みを広げる上で重要な意義があります。

今後、安理は海南省の「世界の窓口」としての優位性を十分に捉えて、海南自由貿易港の国家戦略と建設の歩みに続き、大局的観点に立脚してプラットフォーム資源を統合し、深圳・海口両オフィスの連動・共同建設の役割を発揮し、より高い立ち位置、より広い視野、より高い基準でクライアントに「全方位的・深層的・先見的」専門的リーガルサービスを行い、安全・安定・健全な法治化ビジネス環境を造成し、大湾区経済の質の高い発展を推進するために専門的な力をもって貢献してまいります。